2014年 03月 10日

夫 雄一郎 物語3

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3,11は病室のベッドの中で微かな揺れを感じました。

その日も明くる日も病院の中は変わらず、テレビから流れる様子とのギャップに不思議な感じがしました。

ずっと食事が細かったのですが、あの日から一切残さないようになりました。
私に出来るたったひとつの事でした。




夫 雄一郎 物語3



次の日には入院。

どんどんに動かなくなる左半身、高熱と想像出来ない頭痛が続く妻のそばで「何があっても生きていて欲しい、生き続けて欲しい、絶対に助かる、絶対に助ける、大丈夫..」ずっとずっと祈っていました。

私は妻に付き添い、長女は駆けつけてくれた私の母とともに川上で暮らし下の娘は妻の実家に預け、姉妹は離れて暮らす事になりました。

妻に無理をさせ、娘達に辛い思いをさせたふがいない自分を攻めました。

涙は枯れる事はありませんでした。

体も心も疲れてしまい、もう陶芸をやめようと思いました。

僅かなエネルギーは妻と娘達の為に使っていました。
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by chirotoko | 2014-03-10 22:42


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